ナスと肉団子の煮びたし

ナスの美味しい季節になりました。
今回ご紹介するナス料理は、簡単に作れてしかも美味しいスタンダードな「煮びたし」です。
温かくても冷たくても美味しい、ビールのおつまみやご飯のおかずに最適な、深まりゆく秋を感じる一品です。

●材料(1人分)

ナス……………1本
肉団子…………5〜6個(鍋用の既製品でOK)

●煮汁

水………………150cc
醤油……………大さじ1(今回は薄口醤油を使用)
酒………………大さじ1(焼酎でもOK)
みりん…………大さじ1
おろし生姜……小さじ1(チューブ入りでOK)
だしの素………小さじ1/2

●薬味

刻み子ネギ……大さじ1

1. 下ごしらえ(ナスのアク抜き)

ナスのヘタをカットし、半分に切って格子状に切れ目を入れ、水にさらしてアク抜きする(約10分)。
この時、ナス全体が水につかるように。アク抜きしたら、水気をよく切っておく。
煮汁は調味料等をよく混ぜ合わせておく。

2. ナスを焼く

ナスの両面を約5分ずつ多めの油で焼く。焼けたら別皿に取る。

3. 肉団子を焼く

同じく肉団子を焼く。


こんがりと色良く焼けたら、②と合わせて煮汁を投入し再び火にかける。



蓋をして約10分煮る。煮すぎるとナスが柔らかくなり過ぎるので注意。

4. 盛り付け

皿に盛り付け、刻み子ネギを散らして出来上がり。

●ワンポイントと美味しく作るコツ

  • 暑い夏は冷まして冷蔵庫で冷やして食べても美味しい。
  • お弁当には片栗粉でとろみをつけて煮汁がこぼれにくくすると良い。
  • アク抜きはナス全体が水につかるように、落としぶたをすると良い。
  • 醤油は入れ過ぎるとしょっぱくなるし、塩分過多となるので少なめに。
  • ごま油を使うと香りが良くヘルシー。
  • おろしショウガは薬味として乗せても美味。

●特徴

「秋茄子は嫁に…」というくらい美味しいが、このことわざは嫁に対するイジワルではなく「秋なすを食べると体が冷えるから」と、嫁を気遣う気持ちから姑が口にしたセリフだという説もある。