山吹の花

山吹の花

小学生の頃に使っていた水彩絵の具にもあった「山吹色」の「山吹」である。 美大受験の頃に使っていたポスターカラーにあった「マリーゴールド」より少し淡いオレンジがかった明るい黄色、あるいは淡い「きだいだい」が山吹色だ。

あらためてこの花を見ると、その色彩の印象から軽い胸騒ぎを感じる。また、裏腹に何故か和んだ暖かい気持ちにもなれる。それもそのはず、谷底に落ちた金貨がこの花になったという伝説があり、花言葉の一つは「金運」だ。山吹は春の季語でもあり、古くは万葉集や古今集にも歌われていた。日本人にとって歴史的になじみ深い花だ。